未分類

この夏のできごとを書き綴ってみた

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

※この記事にはセンシティブな内容が含まれます。今はセンシティブな内容に触れたくない方は、ご自身の心を優先して読まない選択もしてくださいね。

実はこの夏の期間、乗り越えなければいけない試練と向き合っていた日々でした。

やっとそれぞれの出来事が落ち着いて、心穏やかになってきた今、いつもインスタを通して支えてもらっている静岡の子育て仲間たちに打ち明けたいな、という気持ちになりました。

実は、3歳の次男の頭に異常が見つかり、6時間にも及ぶ手術を受けて5月末から7月中旬までの約2か月間、入院生活を送っていました。

そして息子の退院後しばらくして、私の4人目の妊娠と流産がありました。

いつも私の発信を見てくれているみんなには心配をかけたくなくて、この状況をお伝えしておらず、投稿もいつも通り続けていました。

ですが、同じように子育てするみなさんのどこかで何かのお役に立てたらいいなという気持ちと、いつも我が家をインスタを通して見守ってくれてるみなさんに隠さず伝えたいと思ったので綴っていこうと思います。

この記事を読んだみなさんが、今ある日常が幸せなことであることを改めて感じてもらえたら嬉しいです。

※疾患名については、次男のプライバシーに関する内容のため伏せさせていただきます。

当たり前だった日常が変わった。

我が家の次男に頭の異常が見つかったのは、3歳児検診のとき。それまでなんとなく感じていた違和感を伝えたら、大きな病院につなげてもらうことができ、あらゆる検査を行った結果、稀な疾患が隠れていることが見つかりました。

大きな手術と2か月の入院が必要になる。

この診断を受けたとき、目の前が真っ暗になりました。まだ3歳の息子は乗り越えられるだろうかと。。。

手術までの期間、夜となりで寝ている次男の寝顔を見ながら涙が止まらなかったことを覚えています。

手術と入院生活

次男が受けた手術は侵襲性の高いものであり、輸血も必要とするような大掛かりなものでした。

そんな大きな手術を受けることをどんなふうに本人に伝えたら良いのだろうか。本当に悩みました。まだ3歳で理解力もないため、頭を治すためにがんばろうね、と伝えることしかできませんでした。

手術当日は、手術室の手前まで保護者も見送ることができるのですが、不安が大きすぎて私は手前までしか行くことができず、旦那に息子を見送ってもらいました。

子供が手術を受けるという事実は、自分が手術を受ける以上に辛く切ないものだと感じました。

6時間の時間を経て、次男の手術が終わりました。

命に別状はなく、無事に終わったと聞いたとき一つの心配事が飛んでいったような少しほっとした気持ちでした。

約2か月の入院生活

手術を乗り越えた後は、2か月間の入院生活が待っていました。

次男が入院した病院は、夜間の付き添いは基本なし。そのため私は日中から寝かしつけまでの時間を次男と一緒にすごし、夜間は病院で一人で過ごすという生活になりました。

今まで外で自由に走り回っていた次男が、食事や遊びが制限され家族から離されてしまう生活に、そして5歳と1歳の兄弟たちも母と過ごす時間が大幅に減り、私たち家族の日常は大きく変化しました。

次男は日に日に回復していくものの、精神的には家に帰りたい、好きなものを食べたい、とストレスがどんどん蓄積しているのを感じました。

そのストレスを受け止めつつ、病院で次男と過ごす私自身の心もすり減っているのも感じていました。

支えになったもの

そんな生活の中でも支えになっていたものは、やはり周囲の人々です。

私が居ない間に家のことやほかの子供たちの面倒を見てくれた家族や親せき、

連絡をくれたり、声をかけてくれる友達、ママ友、
園の先生たち、病院のスタッフの人たち、
本当に辛いときに支えになったのは周りの人たちでした。

子供の手術と入院生活をのりこえ、気づかせてもらえたのは今あるこの日常がどれだけありがたいことか。

不安で押しつぶされそうだったあの期間は忘れられないけど、今ここにある日常がどれほど尊いものかに気付くことができました。

 

妊娠発覚~流産まで

次男の入院生活が終わり、日常を取り戻し日々の子育ての中で「4人目を迎えるのもいいね」と家族で話していた頃に妊娠がわかりました。

病院に行って診察を受けると、、、やや小さいが胎嚢があり『正常妊娠です』と。
それと同時に衝撃の一言が。

『お部屋が二つにも見えるから、双子かもしれませんね。』

 

・・・双子かもしれませんね?(; ・`д・´)

ええええええええええ!?4人目だけでなく5人目もいる可能性!?

 

まだ週数が浅くてはっきりわからないけど、その可能性もゼロじゃないとの言葉をもらって宙に浮いたような気持ちで帰路につきました。

もうここからは検索魔!!!双子出産の可能性に備えて、双子出産や育児について調べまくりました。

そんなワクワク感と同時に不安要素も私の中にありました。

つわりが軽すぎる。

3人の子供たちの時には寝込んで激やせするほど酷かったつわり。
それが週数を重ねても、つわりがあまりに軽すぎる。

なんとなく『育っていないのでは』という勘が頭をよぎっていました。

そんな勘が虚しくも当たってしまうのですよね。

次の診察では、胎嚢は成長しているものの中に赤ちゃんが見えてこないと。タイミングのズレもなさそうだから、流産の可能性が高いとの診断でした。

このときの自分の気持ちは、残念な気持ちはあったもののショックはそれほど大きくなく、やはりそうか…と受け入れることができていました。

こればっかりは仕方ない。

流産というものは意外にも経験している人が多いように感じています。

私の周りの友達など、『実は私も経験があってね』と打ち明けてくれて、気持ちに寄り添ってくれる人がたくさんいました。

元気に笑っているあの人も、もしかしたら心や身体の中で悲しみを抱えているかもしれない。
だから、誰に対しても『見えない想いがあるかもしれない』という気持ちを、心のどこかに置いておきたいと思いました。

稽留流産の手術

流産の診断を受けてから、手術まで1週間ありましたが、その間に腹痛とともに鮮血の出血と塊の排出を繰り返していました。

週数は浅くても、腹痛はまるで陣痛のよう。ギューッとした痛みが数分間隔で続いてかなりしんどい。陣痛は頑張れば赤ちゃんに会えるという希望があるから頑張れるのに、この痛みは一体何を希望に乗り越えたらいいのだろうかと、ただ耐えるしかない痛みに切なさも感じました。

結局、赤ちゃんのお部屋は出ていたけど、まだ子宮内に残っているものがあるとのことで、流産の手術を受けることになりました。

流産の手術は、静脈注射による全身麻酔で行われます。

私にとってははじめての全身麻酔。不安と恐怖でメンタル削がれました。

手術を経験したことのあるママに連絡して話を聞いてもらってなんとか気持ちを落ち着かせて、いざ病院へ。

全身麻酔ってほんとすごいんですね。

『先生、こわい、緊張する!!』なんて騒いでたのに次の瞬間には

『ゆきさーん、終わりましたよー!』

って起こされてすべてが終わっていました。。

病院で少し安静にした後、日帰り手術だったためそのまま旦那に連れられ病院を後にし、前の夜から絶食だったためおなかがすいてそのままの足で蕎麦屋さんへ。でも食べた後気持ち悪くなっちゃったから全身麻酔の手術のあとは外食せず家に帰ったほうがいいです。(そりゃそうか)

今回の経験を経て

今回の出来事は、私にとって大きな転機でした。

この記事を読んでくれている方の中にも、もしかしたら今、心が折れそうだったり、不安に包まれている方がいるかもしれません。

お子さんのことで悩みや不安を抱えている方も、きっといると思います。

渦中にいるときは、先のことなんて考えられないし、とにかく目の前のことで精一杯になりますよね。
でも、「人生、こういうこともあるんだね」って受け止めながら、前向きに過ごしていきたいと思っています。

今回の経験は、ポジティブにとらえられる面もあって、この経験をしたことで闘病や流産の大変さや悲しみを身をもってわかるようになって、私が経験者の友達に支えてもらったのと同じように、今度は誰かに寄り添ってあげることができるかもしれないな、と思ったこと。

あとは、3人の子供たちがここにいることを改めて奇跡だと感じられたこと。

強がってるだけかもしれないけど、ふさぎ込むほどに落ち込まずにいられるのは家族と友達の支えがあるからだなーって感じる。

これを読んでくれた方の中にも、流産を経験したことがある人、もしかしたらもっと週数を重ねての流産や死産を経験した方もいるかもしれないよね。

こういった悲しみを受け止めて、乗り越えて、幸せいっぱいに過ごしてる人がたくさんいると思うから、今の私にできることは、今日からまたハッピーに毎日を過ごすことだと思ってます!!!!

よーし!今夜はいっぱい子供たちの頭をナデナデして、ギューギューハグしちゃお!!(あ、旦那にもね笑)

もしこの記事がふとしたときに誰かの心に残って、「ゆきママもがんばってたんだな」って少しでもその人の支えになったらうれしいです。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました✨感謝です☺